昨年、自分の飲食店を全て閉店して「早坂ヒマなら」とお呼びがかかり、今年3件目に私が関わらせていただくことになったのが、葉山の無垢。これまで大手チェーン店、皆さんご存知の関内・中村庵さんなどを経験させていただきました。
無垢では、私にお手伝いさせていただけるなら、厨房でとお願いし、若い、20代の藤本社長にご快諾いただき、週末限定で無垢の厨房にいます。一応、平日は自分の仕事がありますしね。これまでは、ホール側と経営側から飲食店を見て、どうしたら売上があがるか、集客できるか、店のクオリティがあがるかを考えてきました。では、さらに厨房から飲食店を見たいと思ったのが正直なところです。(料理も教えてもらえそうだし)
無垢は今年の5月にオープンし、いろいろなご縁で弊社よりワインを入れてくれています。半年経ったところ。(ほら、最高に美味しい順子さんの日本酒も)
実際に入って見て、最初は、あまりの緩さと安さに驚きました(お土地柄でしょうか)。なんだかあたたかく、経営陣よりもアルバイトさんたちの方が一生懸命店のことを考えて真剣に働いているのが微笑ましくて、自分の休みを潰してでも週末に無垢に車を走らせるのがたのしみでなりません。
さて、無垢日記を書く事の許可をいただいたので、週に1度のペースくらいで更新していきたいと思います。目標は行列のできる店になること。長井漁港から早朝料理長が厳選した新鮮なお魚がまるで漁港の食堂のお値段で食べられるわけです。こんなステキな一流料亭のようなお店で。しかも店内は、全て無垢材。大工である藤本社長の渾身の作品。日本の伝統工法で作られた店内はまたのちほど。
待ち合い用に作ったこの縁側が人でいっぱいになる日までの奮戦記をお伝えします。若い人たちが無理なく、またご近所の方々が気軽に本当に美味しい魚料理を食べてほしいという無垢の願いをお届けしたいです。
↓ほら、都内や横浜では考えられないお安さ。値上げしたら? とささやくも値上げはしたくないようです。なんだか楽しい無垢、これから赤裸裸にお伝えします(笑)
葉山無垢
https://tabelog.com/kanagawa/A1406/A140602/14067744/